餞別のお返しやお礼状は必要なのか

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 転勤や退職、引っ越しなどの際に、職場の同僚やご近所の方から餞別をいただくことがあります。
今までお世話になった方から餞別をもらうことができれば、とても嬉しく感じるのが普通です。
ただし、そこで気になってくるのが、お返しやお礼状をどうするかという問題です。
結婚祝いや香典をいただいた際には、お礼状を添えてお返しの品を贈るのが常識だとされています。
ただし、餞別をいただいた場合にもこの常識が通用するのかどうか、よくわからないという人がたくさんいます。
結論から言ってしまうと、一般的に、餞別にはお返しやお礼状は必要ないとされています。
なぜかというと、もともと餞別は、もう2度と会えないことを前提にして、別れのしるしとして贈るものだったからです。
電車や飛行機がなかった時代に、遠く離れた場所からお返しの品やお礼状を送るのは、とても難しいことでした。
そのため、餞別に対するお返しやお礼状は不要であるとされていました。
しかし、今は宅配便もありますから、遠く離れた場所からでも割りと簡単にお返しやお礼状を送ることができます。
便利なサービスがたくさんありますから、最近では、餞別に対してお返しをする人が増えてきています。

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 本来は何も返さないのが常識とされていたものであるため、半返しするケースは非常に稀です。
そもそも、何も返さなかったとしても、失礼にはあたりません。
とはいえ、それまでの厚情に対するお礼を何らかの形で表したいと考えるのは、ごく自然な気持ちです。
そういう時は、受け取った相手が負担に感じない程度の金額の物を、お返しとして贈るとよいです。
遠方への引っ越しや転勤に際して餞別をもらったというのであれば、今住んでいる地域の特産品を贈るというのも1つの方法です。
その場合ののしの表書きは「御礼」になります。
ただし、形式にとらわれる必要はありませんので、旅先でたまたま見つけた美味しい食べ物を贈るという方法もありです。
また、必ず品物を返さなくてはならないという決まりがあるわけではないので、落ち着いた頃に近況を伝えるお礼状を書いて送るだけでも十分です。
ちなみに、職場一同という形で儀礼的にいただいた餞別に対しては、原則的にお返しは不要だと考えてかまいません。

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